演奏シーンが圧巻!「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」

「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」を観てきました。
決して楽しいとか、幸福感のある映画ではありませんでしたが、素晴らしい演奏が心に残り続ける。そんな味わいのある映画でした。

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ストーリー

オペラの幕間にバイオリンを演奏しながら、自堕落な生活を送るパガニーニの前に現れた一人の男、ウルバーニ。
ウルバーニはパガニーニの才能を見出し、自分と契約すれば世界的なバイオリニストにしてみせると約束します。
彼はパガニーニ自身のストーリーを作り出すことで、パガニーニを売り出していくのです。

敏腕マネージャーの出現によってパガニーニの名はどんどん広がり、やがてロンドンからもオファーがきます。
はじめはロンドン公演に乗り気でなかったパガニーニでしたが、ロンドンの地で、彼を呼び寄せた興行者の娘である若く美しいシャーロットに次第に心惹かれていきます。

パガニーニ自身に関するデモや悪評が騒がれる中、ロンドン公演は大成功を治めますが、シャーロットへの純愛はウルバーニによって阻止され・・・。

感想

何と言っても、パガニーニを演じたデイヴィッド・ギャレットの演奏が圧巻でした。
(デイヴィッド・ギャレットは欧米で人気のバイオリン・ソリストです。作曲も手がけ、モデル業にも携わったりとマルチな才能を発揮しています。管理人も彼のソロ公演に行ったことがあります)

演奏を聴くためにもう一度観に行きたいくらいです。

「24のカプリース」では、思わず息を呑みました。
髪を振り乱し、バイオリンに魂のすべてを捧げるような演奏シーンは迫力満点で、本当に神か悪魔に憑かれたかのよう。
パガニーニに詳しくない私でも、パガニーニってこんな人だったのかもと思えるくらい、すごいハマっていました。

逆に、シャーロットに歌わせたアリアとの二重奏は、人間の声とバイオリンの音色がこれほどまでに美しく響き合うのかと感動するほどに美しい。
まるでオペラの恋を歌う二重唱そのもの。
カプリースの激しさが嘘のように、穏やかで甘やかな時間が流れるのです。

パガニーニという一人の天才バイオリニストの光と影。
というか、影の部分のほうが圧倒的に多いわけなのですが、彼がひとたびバイオリンを構えれば、そこが光になります。
それはまさに天才の為せる技だったのでしょう。

「オペラ座の怪人」もそうでしたが、どうしてか音楽の神に愛される天才というのは、人として問題があっても、女性の心を鷲掴みにしますね。

馴れ馴れしく口説いてくるパガニーニを不愉快に思っていたシャーロットですら、彼の演奏を聴いて、彼に惹かれちゃったわけですから。

とにかくこの映画はデイヴィッド・ギャレットと、周囲を固める俳優陣の素晴らしさが際立っていました。

Bravo!!

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