史跡を探そう!「池上本門寺」をゆるり散策

先日出かけた池上梅園の帰り、せっかくなので池上本門寺まで足を伸ばしてみました。池上梅園からは徒歩10分弱の距離です。

初詣は先月したので、今回は観光(?)のみ。実は私、神社仏閣や史跡はかなり好物なのです。

ここからスタート!池上本門寺の総門

池上梅園からだと、池上本門寺大堂の裏手に出るので、まずは正面となる総門まで移動します。総門があるのは池上駅側なんですね。(池上梅園は西馬込駅側)

池上本門寺

池上本門寺の大堂や三門は昭和20年の空襲で焼失してしまいましたが、総門は戦災をまぬがれました。

建造年代は元禄年間(1688~1703)といわれています。総ひのき造りの立派な門です。扁額の文字は教科書でも習った本阿弥光悦のものらしいですよ!(但し複製。現物は池上本門寺の宝物館に保管されているようです)

池上本門寺

顔を近付けてみると、当時の息遣いが聴こえてきそう。本当によくぞ焼けず、残ってくれたと思ってしまいます。(ホロリ)

む、むずかしい。此経難持坂(しきょうなんじざか)

加藤清正の寄進によって造られたという石段。その名も此経難持坂(しきょうなんじざか)。・・・って読めないし。

「法華経」宝塔品の偈文(げぶん)96文字にちなみ、96段あるそうです。ありがたみはイマイチわかりにくいのですが、心臓破りな感じの階段であることは間違いない。

元禄年間(1688~1704)に改修されているものの、1606年ごろに造られたのではないかとのことでした。

池上本門寺

池上本門寺の五重塔

五重塔もまた、戦災をまぬがれた、江戸時代から残るものです。
過去に数回改築されているとはいえ、関東に四基現存する幕末以前の五重塔で一番古い塔だというのだから、すごいですよね!

池上本門寺

徳川2代将軍となる秀忠公の病気平癒のお礼として建立されたものだそうです。

池上本門寺

国の重要文化財に指定されています。

何故ここに? 前田利家室の層塔

池上本門寺

前田利家の側室であり、三代加賀藩主・利常の生母でもある寿福院が自ら建てた層塔です。どうやら寿福院は豊臣秀吉の死後、徳川家に人質として出された女性のようですね。なんだか当時の微妙な権力関係を感じてしまいます。

昔は十一重あった層塔も、現存するのは五重のみ。これもまた歴史を感じる史跡といえます。

日蓮上人を追いかけて右往左往

池上本門寺
池上本門寺の裏門を出たところに「日蓮大聖人御入滅之霊場」と書かれた看板があります。なんだかスゴそうです。
前々から気になっていたこともあり、今回は石段をおりてみることに。

急な階段をくだる途中、ふと見えたのは「池上本門寺多宝塔」。日蓮上人の供養塔らしいです。しかも重要文化財!

池上本門寺

池上本門寺、やはり只者ではない。身に染みつつ、ご挨拶だけして再び石段を下るのですが、どうしても日蓮上人が入滅されたという霊場が見当たらない。同じように、見知らぬおじさんもウロウロ、キョロキョロ。

諦めて、再び石段をのぼり目にした看板に書かれた「本山大坊本行寺」という文字。確かに石段の一番下にありましたよ。「本行寺」という名のお寺が! ただ、あまりにひっそりしていたので、「ここじゃない」と勝手に思い込んでおりました。ごめんなさい・・・。

・・・で、気を取り直して。ここが本山大坊本行寺。
日蓮上人がお亡くなりになられた場所だそうです。めちゃくちゃ階段の上り下りを頑張った甲斐がありました。翌日、筋肉痛にはなりましたが・・・。

本山大坊本行寺

おわりに

ぶらぶらお散歩しながら、史跡を探すのが好きです。思いがけない出会いには、いつでもわくわくするものです。

池上本門寺へのアクセス

東急池上線「池上駅」から徒歩10分
都営浅草線「西馬込駅」南口から徒歩12分

池上本門寺公式サイトはこちら>>http://honmonji.jp/

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