ストックフォトは「品質」重視!これから始める人に知っておいてもらいたいこと

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ここ最近、テレビの影響もあってか、私のまわりでも「ストックフォトでひと儲けしたい!」という人が増えてきました。

彼ら(彼女ら)はモチロン一眼初心者。最近の一眼レフや一眼ミラーレスはオートでもかなりきれいに撮れるので、夢は膨らむばかりのようです。

私自身、カメラや写真の可能性は無限だと思っているので、それを否定はしませんし、撮り続ける中で上達できるはずと信じてもいます。

ただ、カンタン・キレイに撮れるオート機能にはちょっとした落とし穴があることを、ストックフォトを目指す人は知っておいたほうがいいと思ったので、今日はそのことについてちょっと書いてみます。

一眼カメラのオート機能とは

とっても便利な一眼カメラのオート機能は、その被写体を撮るためのベスト(であろう)条件をカメラがすべて決めてくれます。なので、撮影者はシャッターを押すだけでキレイな写真を撮れるわけです。

メーカーによる違いはあるかもしれませんが、カメラのオート機能でカメラが自動設定してくれるのはだいたい次の項目。

(1)絞り
(2)シャッタースピード
(3)露出
(4)ISO感度
(5)ホワイトバランス

そして、ストックフォトの落とし穴は「(4)ISO感度」もあると言っても過言ではありません。

ISO感度とは

簡単に言うと、一眼カメラが持つセンサーの感度になります。感度を上げることで、暗い場所での撮影が可能になるのです。

マニュアル撮影する場合、自分が撮りたい写真に合わせて「絞り」と「シャッタースピード」を設定しますが、光量が足りない(難しく言うと適正露出にならない)場合はどちらか、あるいは両方を諦めなければなりません。でも、どうしても、どっちも諦められない!・・・そんなときに助けてくれるのがISO感度です。

ISO感度を上げることで、光量が足りない場合でも、思うままに撮影することが可能になります。

ストックフォトとISO感度の関係

繰り返しになりますが、一眼カメラのオート機能はすべてカメラが決めてくれます。つまり、「この被写体をきれいに写すには光量が足りないな」とカメラが判断すれば、自動的にISO感度を上げてくれるわけです。

ですが、このISO感度は万能なものではありません。
というのは、ISO感度を上げれば上げるほど、写真にざらつき(ノイズ)が出てしまうのです。

一見モニター上できれいに見えていたとしても、それを100%等倍にしたら、相当ざらつきが目立ってきます。

たとえば、下の写真。私が一眼ミラーレスを買った直後に撮った懐かしい一枚です。
少し薄暗い水族館での撮影だったため、オートでISO3200になっています。

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これを等倍にすると、左上の暗い部分はこうなります。ざらついているのが、わかりますでしょうか?

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これがブログやSNSであれば、等倍で見せることもないため、さほど神経質になる必要はありません。

ですが、ストックフォトというのは、「商用」で使用されるものです。
たとえば大判のポスターや看板に使用される場合もあるわけで、写真のざらつきに関しては審査の段階でかなりシビアに見られます。

たとえそれがどんなに素晴らしい写真でも、ノイズが目立つものは販売すらされません。(プロの写真家は広告写真を撮影する場合、ISO400くらいを目安にするらしいです)

私自身、数回ストックフォトの審査でリジェクト(審査落ち)されています。

ストックフォトにおいては、構図を含め作品の出来云々はあまり重視されませんが、こと「品質(クオリティ)」に関しては厳しいということは、頭に入れておいていいと思います。

ISO感度が上がりすぎないようにISOの値を固定してしまうという方法もありますが、オートの場合、ほとんどの機種ではできないと考えていいでしょう。

おわりに

・・・とはいえ、「マニュアル撮影とかよくわからないし、とりあえずオートから始めたい!」ということであれば、カメラの液晶画面でも撮影時の値は確認できるので、ある程度ISO感度に注意を払っておくといいと思います。

また、PCで見るときは、100%等倍でチェックするクセをつけておくのもオススメです!

ストックフォトは写真の品質以外にも、被写体の権利とか法律とか色々あって大変ですが、その分、自分の作品が売れたときの喜びはすごく大きいですよ♪

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